水いぼはプールだけじゃない!? ももこ皮フ科が語る“水いぼトリビア”

院長の気まぐれトーク
「水いぼはプールだけじゃない!? ももこ皮フ科が語る“水いぼトリビア”」

こんにちは。ももこ皮フ科の院長です。
今日は、ちょっと変わりダネの「水いぼトーク」をお届けします。

外来でよく聞かれる質問の中で、私が内心「よし来た!」と思うのがこのテーマ。
なぜかというと…水いぼって、意外と誤解されてることが多いんです!


🧐えっ、プールでしかうつらないと思ってた!?

よく「プールに入ったから水いぼがうつった」と思われがちですが、実はプールの水ではうつりません。
うつるのは、プールサイドでの肌のふれあいや、ビート板・タオル・ロッカーの共有といった、直接的な接触。

なので、兄弟ゲンカで取っ組み合ってもうつるし、ふわふわクッションを兄弟でゴロゴロしてもうつるし、お昼寝のくっつき寝でも…うつります(笑)。

水いぼの写真

★水いぼの“よくある広がり方”ベスト3(当院調べ)

  1. もともと湿疹やアトピー性皮膚炎があって肌バリアがゆるんだところに侵入!
  2. 兄弟でお風呂 → 湯舟のおもちゃ経由で感染
  3. 「かゆ〜い!」とひっかいて、指先から別の場所へセルフ感染

親御さんの中には「こすったら飛び散るんですか!?」と聞かれる方もいますが、そんな劇的ではないにしても、“摩擦+乾燥+密着”は感染のゴールデントリオです。


💡ちょっと豆知識:水いぼは“アトピー肌”にくっつきやすい

実は水いぼウイルスは、「乾燥してバリア機能が弱った肌」が大好き。
特にアトピー体質や、もともとカサカサしがちなお子さんは要注意。

だから、当院では「塗り薬を塗る=守りの砦を強化するようなもの」とお伝えしています。
これはママたちにも好評な例えです☺️


✨ももこ皮フ科のこだわりポイント

  • 麻酔テープを使った痛みの少ない処置
  • お子さんの性格や年齢に合わせた“ごほうびシステム”(←密かに人気)
  • 「無理に取らなくてもいい場合」には、取らない勇気も提案しています

一人ひとりに合わせた対応で、“ママのモヤモヤ”がスッキリする診察を目指しています。


◎さいごに:水いぼ、気になったら一度ご相談を

・プールが始まるし、うつしてしまわないか心配…
・気づいたら、ポツポツが増えてる!
・取るか取らないか、自分では決めきれない…

そんなときは、ぜひ気軽にご相談くださいね。
“水いぼは日常の中にひっそりひそんでいる”、ちょっとトリッキーな存在です。

でも大丈夫。知っていれば怖くない、そして、ももこ皮フ科がしっかりサポートします💪

それでは、また気まぐれにお会いしましょう♪