赤ら顔など肌の赤みにおすすめ
Vビームレーザー治療
〜赤ら顔や毛細血管の目立ちを、肌にやさしく改善。
痛みの少ないレーザー治療です〜
頬や鼻まわりの赤み、毛細血管の浮き出し、気になっていませんか?
「Vビームレーザー」は、赤みのもととなる毛細血管にだけやさしく反応する、皮膚科専用の医療レーザーです。
お肌を傷つけることなく、自然に・穏やかに症状を改善していくことができます。

医療用レーザー機器『VビームⅡ』
Vビーム治療の特長
- ★ お肌への負担が少ない
表皮を傷つけず、赤みの原因となる血管にだけアプローチします。 - ★ 痛みの少ない快適治療
レーザー照射前に冷却ガスを吹きつけ、痛みを軽減します。 - ★ 短時間で施術完了
お顔全体でも10〜20分ほど。忙しい方にもおすすめです。 - ★ 施術後すぐメイクOK
ほとんどの方は施術直後からメイク可能。ダウンタイムも軽めです。
スタッフよりメッセージ
Vビームは、赤み治療のスタンダードとして世界中で広く使用されている、安全性の高い医療用レーザーです。赤みを整えることで肌全体のトーンが整い、透明感のある若々しい印象へとつながる効果も期待できます。当院でも、赤ら顔やニキビ跡の赤みなどにお悩みの多くの患者さまがVビーム治療を受けられています。「安心して通える皮膚科でありたい」とスタッフ一同心がけています。お悩みや不安なことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。丁寧にサポートさせていただきます。
Vビームで効果が期待できる症状
症状 | 説明 |
---|---|
単純性血管腫、いちご状(乳児)血管腫 | 生まれつき、または生後すぐに現れる赤あざです。単純性血管腫は自然には消えませんが、早期治療が効果的です。乳児血管腫は自然に消えるケースもありますが、Vビームを用いることで跡が残りにくくなります。 |
毛細血管拡張症(赤ら顔) | 頬や鼻などの血管が拡張し、網目状に赤みが広がる症状です。 |
酒さ(赤ら顔) | 顔の赤みやニキビのようなブツブツ、ほてりやヒリヒリ感を伴う皮膚の病気です。赤みや血管の広がりにはVビームが有効です。 |
尋常性疣贅(イボ) | 通常の液体窒素治療で反応しないイボに対して、Vビームは血管を熱で破壊し、ウイルス感染部位へ効果的にアプローチします。治療後、黒いかさぶた状となり2週間~1ヶ月で脱落します。 |
老人性血管腫(赤ホクロ) | 年齢と共に増える良性の血管腫です。気になる場合はVビームで目立たなく治療できます。 |
赤ニキビ、ニキビ跡の赤み | 炎症性ニキビやニキビ跡の赤みに対応。繰り返し治療することで皮脂分泌を抑え、ニキビのできにくい肌質改善も期待できます。 |
傷跡の赤み(赤色瘢痕、ケロイドの赤み) | 傷跡やケロイドの赤みは、血管増殖が原因です。Vビーム照射で赤みを軽減します。※盛り上がりそのものは改善できません。 |
※効果を実感するタイミングは一人ひとりで異なります
ダウンタイム・副作用について
症状 | 説明 | 経過目安 |
---|---|---|
腫れ | 治療後、数日〜1週間ほど腫れぼったさを感じることがあります。 | 数日〜約1週間 |
赤み・ヒリヒリ感 | 照射部位が赤くなったり軽い痛みを感じる場合があります。 冷却や外用薬で症状が和らぎます※1。 |
数時間〜2日程度 |
内出血(紫斑) | 高出力や目元付近では紫斑ができることがあります。 抗血小板薬を服用中の方は特に注意が必要です※2。 |
約1〜2週間 |
水疱・かさぶた | 強い反応や設定によっては水疱やかさぶたが生じる場合があります。 破れた場合は色素沈着が長引く可能性があります※3。 |
数日〜経過観察 |
炎症後色素沈着 | 東洋人の肌質は色素沈着が起こりやすい傾向があります。 時間とともに改善するケースが多いです※4。 |
数ヶ月単位で経過観察 |
- ※1 保冷剤などでクーリングを行い、必要に応じて炎症を抑える外用薬を処方します。
- ※2 血液をサラサラにする薬を服用中の場合は、紫斑が出やすくなる傾向があります。
- ※3 水疱ができた場合は早期に破れないようご注意ください。破れた場合は適切な処置が必要です。
- ※4 色素沈着は数ヶ月かけて自然に薄くなるケースがほとんどですが、日焼け対策を徹底してください。
※ほとんどは一時的なものですが、症状が気になる場合は早めにご相談ください。
Vビーム施術後の注意事項
- 飲酒・運動:施術当日は控えてください。
- 入浴:普段通りOK。ただし熱すぎる湯は避けましょう。
- スキンケア・メイク:当日からOK。赤みやヒリつきが強い場合は患部を避けてください。
- 摩擦・マッサージ:1週間は控えてください。
- 紫外線対策:日焼け止めや帽子を活用しましょう。日焼け止めは当日から使用OKです。
Vビームの料金について
Vビーム治療は、症状によって保険適用と自費診療に分かれます。
【保険診療が適用されるケース】
以下の疾患は健康保険が適用されます。
・単純性血管腫
・いちご状(乳児)血管腫(赤あざ)
※診断に基づき医師が必要と判断した場合に限られます。保険適用の可否は診察時にご案内いたします。
(※毛細血管拡張症は症状や部位により適用されない場合があります。)
【自費診療の場合】
美容目的や保険適用外の症状については、自費診療となります。
施術範囲 | 医師施術(税込) | 看護師施術(税込) |
---|---|---|
全顔 | 33,000円 | フェイシャル:顔全体 22,000円 |
頬から下 | 22,000円 | ― |
鼻のみ | 11,000円 | ― |
1ショット | 1,100円 | ― |
※保険診療対象外の自由診療です。
※効果には個人差があります。
※看護師施術は医師の指示・管理のもとで行われます。
Vビームの施術頻度は保険適用の場合は3か月、保険適用外(自費診療)の場合は2~4週間です。
具体的な治療スケジュールについては、診察時に医師までご相談ください。
よくあるご質問
- Q:どのくらいの間隔でVビームの治療を受ければいいですか?
A:保険適用の場合は約3か月、自費診療では2~4週間が目安です。短い間隔のほうが効果を実感しやすいです。 - Q:メイクはいつからできますか?
A:施術当日から可能です。ただし赤みやむくみがある場合は、症状部位を避けてください。 - Q:施術後に内出血は起こりますか?
A:赤ら顔やニキビ跡の治療では起こりにくいですが、赤あざなど強めの設定では出ることがあります。1~2週間ほどでおさまります。 - Q:Vビーム治療は痛みがありますか?
A:輪ゴムではじかれる程度の刺激です。必要に応じて冷却や麻酔クリームを使用できます。 - Q:施術後の生活で注意することはありますか?
A:当日は飲酒や激しい運動を避け、1週間ほど強いマッサージや摩擦も控えてください。日焼け止めの使用もおすすめします。 - Q:治療は何回くらい必要ですか?
A:多くの方が3~5回の治療で効果を実感しています。症状や肌の状態により異なります。